おはようございます。


かなりブランクが生じてしまいました。。


今回は夫が綴ります。


夫婦で綴る内容がバラバラなのですが、そこはご了承いただけますと幸いです。


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前回、独学で焙煎を始めたところあたりまで記しましたので、その続きを。


焙煎を独学で進めたのはよいのですが、その成果を評価してもらう場がありませんでした。


ぼく個人的には美味しいと思うが、実際に商品として提供するレベルなのか!?


島で知り合った人や、ちょっとした懇親会の集まりなどの機会で振舞うのですが、


皆さん、美味しいと言ってくれるんです。


それはとても嬉しいです。


でも、じゃあその珈琲をお金を払ってまで飲みたいと思うのか。


そんなことで悶々する日々を過ごしていました。


するとある日、妻を通して「珈琲屋をやらないか」というお声掛けをいただいたんです。


今思えばこのお声掛けが無かったら、今のこりおり珈琲はありません。


感謝感謝です。


話を聞くと、海辺にもう長年使われていない古民家があり、その敷地内でお店をやってはどうかと。


古民家はとても立派な造りだったのですが、水回りや内装など、飲食店にするには時間的にも予算的にも非常にハードルが高そう。


そこで敷地内にタープテントを立てて、露店形式での営業をしてみようということに。


まずは管轄の保健所に相談しました。


ちなみに、露店や移動販売車、飲食店の許可を得るには、
そもそも自治体によって基準や解釈が異なることがあるので要注意です。
(「〇〇市はこうだった」みたいな話は基本通用しません)


私たちは今治市が管轄になるので、今治市の保健所に相談しました。


参考資料などいただき、疑問点も都度相談し、1つずつ不明な点を解消していきました。


露店営業はテントを立ててお店を作るとはいえ、壁が三方必要とのことだったので、
ベニヤ板をホームセンターで購入。


ベニヤ板同士を連結する部分は針金と垂木で固定。


針金も垂木も島の廃材を利用。


こういうDIY的なこと(そのレベルでもないのかも)は夫婦揃ってほぼ初めて。


工具や軽トラ、廃材の手配、お店のプランなど、営業場所を提供してくださった方に
とてもお世話になりました。
本当に有難かった。


サボって全然進捗が無い時も尻を叩いていただきました。。


何かの目標に向かっているとき、こういうご縁やタイミングはとても大事だと痛感しました。



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露店営業を始めるにあたり、いくつか懸念点はあったのですが、
その中でもダントツで懸念していたのは、


露店は「温食品」しか販売できないということ!


うちの場合、提供販売するのはコーヒーですがその場合は、
ホットしか販売することはできません。


アイスコーヒーが販売できない!


珈琲屋としては、なかなか痛いところです。


ただ、いろいろ検討した結果、とりあえず露天営業やってみようと決めました。


とにかく、前に進もうと。


アイスコーヒーとか、そういった問題はその時に考えようと。


そもそもお客さんが来てくれるのかどうかさえ、分からないのだから。。。


今やれることをやるのみ。


お店の設計や構造を考えるのと並行して、


提供するコーヒーに使う豆の種類やそれに合うロースト(焙煎度)、お店の営業に必要な備品の調達などを行いました。


コーヒーの道具はすでに所有しているものである程度目途が立っていたので、


それ以外の備品や消耗品。


カセットコンロや紙カップ、スリーブ、豆売用の袋などなど。。


そして、この時点ではまだ決まっていなかった


お店の屋号


これが結構大変でした。
夫婦でいろいろと案出しをしたのですが、難産でした。


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と、今日はここまで。


結構な文字数を打った気がしたのですが、見返してみると全然ですね。。


それなのに異様に時間が過ぎている。


もっと早く記事作れるようにならないと!


あ、もちろん更新頻度も上げていきますのでよろしくお願いします。


ちなみに、珈琲豆のネットショップをやっています。


ご覧いただくだけでも構いません。


よかったら覗いてみて下さい!