
大島に移住して丸1年が経ったわけですが、現状どう考えているかと言えば、協力隊卒業後、島でどう生きていくか、を日々考えています。
つまりは、ここにいたいと思っているわけです。
1年たったからか、最近また卒業後のことを聞かれることが増えました。
私の前の協力隊が2年で協力隊をやめていることもあり(円満退社的な感じで地域には残っています)、今年で最後だっけ??と言われることも。
いや、あと2年は協力隊でいさせてください。そして卒業後もここにいたいから家を紹介してください!が最近のトレンドです。
吉海でよかった、というのは、半年もたたないうちに実感しました。以前書いた通り住めば都力の高い私なので、どこに行ってもここでよかった、と言っている気もしますが。
ないものねだりをしたらきりがなくて、何も困らないかと言えばそんなことはないけれど、地元にずっといて何でも知っている人もいて、なかなかの会社で働きあげてUターンしてきた人もいて、地域のためにぐいぐい動く人がいて、移住して起業している人もいて。
ここだからできそう、という活動があって、ここでお店をやりたい、と思える風土があって、ここの人たちと暮らしていきたい、という人がいる。
人見知りでつるむの嫌い、人と会うくらいなら一人が楽、友達作りとか何が楽しいの、みたいなタイプの私(この点では協力隊に全力向いていない)とたぶんほぼ同レベルの夫。
そんな私たちに人のつながりの大切さと豊かさを教えてくれた人たち。
運と縁。運は縁が引き寄せてくれるものなんだなと、ようやく分かってきました。(発言が意識高い系みたいですごく嫌だけど)
ここで生きていきたい、と思っても、生きていくのにはお金が要ります。
なにせふたり暮らし。いかんせん長男長女。親の心配をしなくていい年齢ではなくなってきました。
私の場合、実家に帰省するだけでも月給が半分飛んでいく(海外旅行いけるよ)。
田舎暮らしに憧れて移住したわけでも、隠遁するわけでもないのです。
ふたりとも贅沢をするタイプではないけれど、本や雑誌を買うのは我慢したくない。
なりわいを作っていかねばなりません。
移住前からわかっていたことだけど、やはりコーヒー屋一本で食べてはいけない。
本は、集客にはなってもお金にするのは大変だしね。でも本はやる。必要だから。
プラス2,3本、柱が必要です。協力隊の流れを引き継げるものと、別枠と。
昨年末くらいから、じわじわ構想を練っています。考えるだけなら楽しいんだけどなー。
協力隊の活動も徐々に、協力隊じゃなくなっても続けられることか?を考えて選択させてもらっています。もちろん、お金になるかならないかだけが基準ではないけれど。私じゃなくてもいいことよりも、私じゃなきゃならんことをやっていきたい。
「協力隊」じゃなくて、「チヂキリョウコ」にご依頼ください。
期待されると頑張るタイプです。
夫はコーヒー屋をやって、私は○○やるんですよ、って言えるようにしちゃいたいな。
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