先日、福井県に行ってきました。

目的地は、池田町。小豆書房さんに伺うことでした。

福井に行ってきました。
夕方着いて翌日昼過ぎに出る感じの弾丸スケジュールの上、定休日の施設やお店が多い曜日でしたが、昨年島まで来てくれた小豆書房さんに行きたくて行ってきました。
たくさんお話しし、本もたくさん選び、池田の夜もいい時間で、ひさびさに息抜きとインプットができました。
↓ pic.twitter.com/qXA7KoOklK

— ちぢき📖こりおり/島の本屋と珈琲屋と宿 (@coriolisbooks) June 20, 2024

小豆書房のおふたりがこりおり舎にきてくださったときの様子はこちら↓

朝に島を出て、高速を使って福井まで。途中ジャンクションで方角を間違うなどしながら、6時間＋休憩くらいで到着。

まっすぐ小豆書房さんへ。

お話ししながら棚を見たり、コーヒーとスイーツをいただいたりのんびり。

窓からの長閑な景色も写真で見てた場所だ！とテンションが上がりました。

本のセレクトが本当に素敵。新刊を中心に、古本も一部並ぶ１階の棚と、２階の押し入れに詰まった古本、どちらもとっても楽しくて、珈琲担当とふたりで黙々と本を選びました。

とくに新刊のセレクトがとてもよかった。

こりおり舎にもある本もあるし、気になって悩んで仕入れなかった（こりおり舎で売るのは難しそうで諦めた）本もたくさんあったし、好きなジャンルや好きな書き手にも関わらず、知らなかった本もあった。

お客さんのリクエストをきっかけに仕入れたという本や、意外と動くというジャンルは、こりおり舎とはまた違う色の本たちで、それもとても新鮮だった。本屋の経験があるわけではなく始めたから迷いながらやっていて、と言っていたけれど、近頃同じ本を並べがちな独立書店とも違い、おしゃれだけど手に取るものがないなーという店とも違う。

しっかりと固い本も並んでいる印象で、それがまたとても格好良く、でもそれが格好つけている感じではなく、ちゃんと必要として、必要とされて並べているんだな、というのがわかる棚だった。

知らなかった、欲しい！と思う本がたくさんあって、単純にとても楽しかったし、最近、こんな本が売れる店、並ぶ店でありたという背伸びをやめて説明しやすく売っていきやすい本にシフトしつつあったこりおり舎のセレクトを今一度見直したいな、と反省もした。

のんびり過ごしていると、夕方以降、お仕事終わりの人が立ち寄るなどして賑わう店内。町の人との関係もとてもすてきだなぁと思いました。

宿泊は、小豆書房さんにおすすめして頂いた、ご近所のべこ亭さんへ。

ライダー向けのゲストハウスで、とても気さくなオーナーさんとも楽しくお話させていただきました。ご自身もバイクに乗るということで、いつかしまなみライドでこりおり舎にもきていただきたいな。たくさん飼っている猫ちゃんたちにも会いました。めちゃくちゃ懐っこい子たちもいて毛まみれになる程触れ合い癒されました。

べこ亭さんで前売り券を用意して頂いた、冠荘へ温泉に入りに行ったあと、小豆書房さんへ戻り、一緒にごはん。
用意して頂いたおいしいごはんを食べながら、ランチをやめた経緯や最近の池田町のこと、お客さんの様子などを聞き、情報交換。その後、一緒にべこ亭さんまで移動し、オーナーさんを交えて飲むなど、本当に楽しい時間でした。

移動の途中で川に飛ぶ蛍も見られました。自然豊かなのは島も同じだけど、また全然異なる景色で、それも新鮮でよかった。

翌日は、鯖江へ。

残念ながら紹介して頂いたり興味を持ったりしていた雑貨屋さんや本屋さん、お食事処がことごとく定休日の曜日だったのですが、メガネミュージアムに行ったり、お蕎麦を食べたり。

小豆書房さんに紹介していただいたた、富士書店さんにも行ってきました！

とてもすてきなオーナーさんで、色々とお話をさせていただき、車に忘れたショップカードをとりに戻る間に、御書印も押してくれ、素敵なお手紙までいただきました！

雑貨もあって、セレクトされた素敵な本もあって、店前には雑誌もあって……観光でふらりと寄ってお土産や旅の記念になる本を買うのも、学校帰りや仕事帰りに日常的に通うのもイメージできる。こういう本屋さんが町にあるのいいなぁ。

今回は関西に寄る都合もあり、福井の北の方には行けなかったので、次回はそちらの方にも足を伸ばしたい。

出不精なくせに出かけるとなるとせっかくだから、と予定を詰め込みがちなのだけど、今回は小豆書房さんに行く！あとはゆるゆる楽しむ、という計画にしたことで、のんびり旅ができたように思います。
お休みだった場所にもいきたいし、今回訪れた場所も時間をかけてじっくり滞在したい場所ばかりだったので、また福井まで行きたいと思います。