住民の役割。
最近、島の住民としての地域活動への参加の度合いが少し、変わってきました。
もともと、移住者、地域おこし協力隊、として外から来た人、という感じで、免除してもらっていることがあるなど、お客さんのような状況でした。それがここ最近、ようやく集落の一員になりつつあるのを実感できています。
これまでの地域との関わりは、清掃活動がほぼすべてだったので、もう少し深く関わるようになった感じがします。
まず、今年度から、住んでいる集落で広報委員という、市の広報や回覧物を回したり、部落費の会計をしたりする役割を担っています。
役を担う人が減っているというのもあって回ってきて、気軽に受けたら色々とやることがあって意外と大変…と思いつつ、これまで誰かがやってくれていたんだな、ということに気づきました。
わたしが広報委員をしているのは子部落という自治会の中のさらに細分化された地区なのですが、先日子部落を含む自治会全体の役員会があり参加してきました。
自治会範囲内の道の清掃や草刈り、林道に倒れかかる木の処理、など、自治会が担う範囲の広さにびっくりしました。
また、形ばかりの会議ではなく、議題に対して質問や建設的な意見が交わされ、今後の方針が決まっていく様子に驚き、侮っていたことを反省しました。
自分たちが暮らす場所について、受け身ではなく、どうしたらより良いか考え、誰かがやらなければならなくてできる人がいないならやろう。
シンプルなようで、なかなかできる人ばかりではないと思います。
数年前の西日本豪雨の時にも島の共助の力の強さを感じましたが、これは災害時だけでなく、日常的に続いていることで、その基盤があるからこそイレギュラーにも対応できるのだなと感じました。
また、社会福祉協議会の運営委員になり、運営委員会に参加してきました。
協力隊の頃から社協さんとはお付き合いがあり、イベントのお手伝いなどしていたのですが、事業報告をきいてこんなに多くの仕事をしていたのか!と驚きました。
公助と共助の間をつなぎ、共助と自助を支える、大切な役割だと思います。
市のある委員会にも昨年から参加しています。
こちらもグループワークをしたり話し合いをしたりしているのですが、本当に前向きに話が進んだり、意見を交わせるので、とても難しい会議ではあるのですが楽しく参加しています。(店の都合があり参加できないことも多く残念…!)
いろいろな階層の地域に関わる中で、これまで見ていた地域は本当に表面的な部分や一部だったのだなと感じています。
これからも島で暮らしていくために。
先日、大崎下島へ行く機会があったのですが、御手洗地区は小さな集落ながら、外から人が来ることに慣れていて、それをいいことだと思っている方が多いのだろうな、というのを感じました。
散策路になっている家々に飾られているお花、造花かと思ったら生花!
暑い日だったのにこの小さな花瓶できれいな花ということは毎日花と水を変えているのでしょう。
狭い道や観光施設と民家の隣接など、ツアー客が通れば邪魔になることもプライバシーを侵害されることもあるだろうに、それでもきた人に喜んでもらおうというもてなしの心を感じました。
これも自治とまではいかなくとも、自分の地域、という意識があってできることだな、と思いました。
★7月のイベント情報★
7月23日(土)軒先フリーマーケット
先月に引き続き2回目の開催です。
出展者募集中!
7月23日(土)〜8月7日(日)
小島有加 けしごむはんこ展 『ウミモヨウ』
先月に引き続き2回目の開催です。
出展者募集中!
7月23日(土)〜8月7日(日)
小島有加 けしごむはんこ展 『ウミモヨウ』
静岡の宿と本屋で働く、小島有加さんのけしごむはんこ展。
かわいらしくほっこりするけしごむはんこをやさしい色合いで押した風合いが魅力です。
今回は展示のほか、作品やグッズの販売も行います。
海に住む生き物たちで作られる、たくさんの「模様」。
ポストカードや、オリジナルのグッズもご用意しています。
かわいらしくほっこりするけしごむはんこをやさしい色合いで押した風合いが魅力です。
今回は展示のほか、作品やグッズの販売も行います。
海に住む生き物たちで作られる、たくさんの「模様」。
ポストカードや、オリジナルのグッズもご用意しています。
宿舎こりおり 予約受付中!
しまなみ海道や愛媛へのおでかけの拠点としてもお使いいただける宿泊スポットとして、こりおり舎の宿もスタートしています。
ご予約や設備についてなど、詳細はコチラをご確認ください。
本専用のオンラインショップもオープンしました
本屋の情報はコチラ
しまなみ大島の自家焙煎珈琲と本
こりおり舎
コメント