こりおり舎はブックカフェではありません。
 これは、こりおり舎ができる前からずっと、自分たちで名乗るのはもちろん、取材の時にも「ブックカフェ」というフレーズは使わないでください、本と珈琲の店と表記してください、とお願いしていました。 
 ブックカフェは本屋と同様よく行くし、好きだし、ならではの良さがあると思っています。
 こりおり舎は、どちらも専業として大事にしたかったので、どちらかに重きがありそうなブックカフェという言い方を避け、看板や店の入り口を分け、担当を分け、最近ではオンラインショップも分け、やっています。
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 それでも、オープン当初は「しまなみの新しいカフェ」という形で取り上げられることも多く、本屋はおまけ程度に写真を載せていただく、なんてこともありました。もちろんそれはそれでよく、両方やっていることで、カフェ特集にも本屋特集にも取り上げていただくチャンスがある、ということでもあります。

 お客さまも、わたしの協力隊としての活動期間を知っている人を含め、カフェやコーヒー屋でしょ、という認識でいらっしゃる方が圧倒的に多く、本屋はついでに覗く、というような感じでした。
 それが、昨年末頃から、少しずつ本屋を目当てに来てくださる方が増えてきて、うれしく思っていました。
 並行して、本屋として掲載のご連絡をいただくことも!

  取材されたわけではなく、小さく店情報を掲載いただいただけですが、それでも全国流通の、本の雑誌に名前が載ったのはとても大きな一歩です。

 最近では、本の取り扱いのご相談をいただくことも出てきました!こちらからお願いして置かせていただく、ということをずっとやっているので、出版社やZINEを作っている方から「置いてもらえませんか?」と言っていただくのはとてもうれしい! 
 SNSやブログやオンラインショップを見ていただいたり、ほかの書店さんがご紹介くださったりしているのですが、ほんとうにありがたいことだな、と思っています。 
  島の、小さな店なのでなにもかもを扱えず、扱えても小ロットなのが苦しいですが、ぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います。
 知らなかった本の出会えるのもとてもうれしいです。島の人やこりおり舎を訪れる人にとっても知らなかった本との出会いがあるとうれしい。

 そしてどんどん増えていくお取引先さま。。笑

 今週も新しい本が届くはず。また届いたらTwitterなどでご紹介しますね。わたしが一番楽しみにしているかもしれません。
 新刊配本がある店にいた頃がちょっと懐かしく、うらやましく思ったりもしますが、少しずつしか仕入れができない分、一冊一冊丁寧にお届けしていきます。
 毎日新刊が並ぶことはありませんが、少しずつ入れ替えや並べ替えをし、オンラインショップにも少しずつ追加をしていますので、ぜひ覗いてみてくださいね。


しまなみ大島の自家焙煎珈琲と本
 こりおり舎 
 
本専用のオンラインショップもオープンしました
本屋の情報はコチラ
https://twitter.com/coriolisbooks