こりおり舎では、本や珈琲、それに関連したものだけでなく、雑貨の取り扱いもしています。
 本と同様、オープン後仕入れ先や内容も増えてきています。

 今回はそんな雑貨について、次のポイントで書いていきます。
  1. 雑貨を扱う理由
  2. 雑貨をどうやって仕入れているか
  3. これからのこと
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 まずは、雑貨を扱う理由について

 実は、将来の夢として、本に関わる仕事よりも先に「雑貨屋」さんになりたい、と思っていました。
 紙ものはもちろん、文房具や雑貨が小さな頃からとても好きで、自分の好きなものを集められたら楽しいだろうなぁと、子どもながらに思っていたのです。

 
こりおり舎がある大島には雑貨屋さんはなく(今治市内も少ない…)、ちょっとしたものを買える場所(とくにプレゼントになるようなもの)があったらいいなぁと思っていました。おみやげもいわゆる道の駅で売っているようなものだけでなく、旅の思い出になるような、その土地のものが買えたらいいのに、と感じていました。
 ないなら自分で作ってしまえ、ということで本屋を始めるときにできるところから扱い始めました。
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イノシシ革小物jishacさん(大三島)に作っていただいたオリジナルしおり

 雑貨が好きだから!+雑貨屋さんがほしい!+旅のお土産になるようなものがあればいいな♪
 という感じです。


 次に、雑貨をどうやって仕入れているか

 個人の作家さんのアイテムは、直接お取引をしています。
 オープン前からイベントなどでご一緒していたjishacさんにはオープンの段階でお願いし、ロゴ入りなどオリジナル商品も作っていただきました。
 そのほかは、もともとつながりがあった方たちが商品を作った時などに、扱わせていただくことになりました。しまなみや愛媛の作家さんのものを中心に扱っています。
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最近扱いを開始したUna Casitaさん(大島)のグリーンオリーブ石鹸

 文具を中心に、少しずつ種類を増やして仕入れをしているのは、文具の問屋さんです。小さなロットから発注ができるのでとても助かっています(送料がかかるので頻繁には発注できませんが…)。サイトを見ているだけで可愛く、ついつい置きたいものが増えてしまいます。


 本のお取引をしている、子どもの文化普及協会さんからもノートやマスキングテープなどをいれています。
 ほかにも、こりおり珈琲で使っているカップや珈琲ツールどは、販売用も合わせて仕入れて、ご自宅でもコーヒータイムを楽しめるように販売を行っています。
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アイスドリンク
用のタンブラーは全4色。コーヒーはもちろん、お酒にも合います。
ドリッパーやペーパーフィルターなどもありますよ! 
 好きなもの(紙ものやかわいいもの)+しまなみや愛媛のいいもの(自分用にもお土産にもいいもの)+読書タイムや珈琲タイムを豊かにするもの(しおりやブックカバー、珈琲ツールなど)
 という感じです。

 最後に、これからのこと

 最近も移住者の先輩が、「ここならあるかなぁと思って」と便箋を探しにきてくれました。レターセットは置いていなかったのですが、一筆箋をお買い求めいただくことができました。
 島の方々にとっては、「こりおりなら何かいいものがある」場所になること、島の外からいらっしゃる方にとっては、島の思い出を持ち帰ったり誰かに分けてあげたりできる」ものがあること。
 そんな場所になれるよう、本や珈琲同様、雑貨もひとつひとつ丁寧に、お届けしていきたいなと思っています。
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『世界の紙を巡る旅』の浪江さんから仕入れた繊細なレースペーパー


 

しまなみ大島の自家焙煎珈琲と本
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