東京にいたときに通ったり参考にしたりした書店さんが、あるところは店をしめ、あるところは店を開き、しています。それぞれどちらにせよ苦しい決断をされていることと思います。
 本屋は感染リスクがあるのか、という論争があちこちで起きているのも目にします。
 連休に、旅行にも行けず、友人にも会えず、家で過ごさなければいけないならば、本はいつもに増して、よい友となるでしょう。自宅時間を過ごすための本や、音楽や、文化を、静かに、ひとりで買い求めにいくことに、何のリスクがあるのだろう、と思います。
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 本や音楽や文化は、生活必需品ではないかもしれないけれど、人が生きていく上で、なければならないものです。一定数の人にとっては、食べものよりも大事な、必需品であることもあります。
 外に出る、人に会う、何処かへ行く、みんなで楽しむ。そういう娯楽が難しい今、ひとりで楽しむことまで奪わないで欲しい。
 本はネットでも買えるかもしれないし、電子で読めるかもしれません。大体のものは今はそうかもしれない。けれど、それで十分なら、個人で本屋をやる人がこんなに増えたり、小さな本屋をめぐる人がいたりはしないでしょう。
 
 毎日のように本屋(自分の店)にいても、本に囲まれていても、不思議なことに、本屋に行きたくてたまらなくなります。大型店にいた時も街の本屋にいた時も思っていたので、自分が並べたのではない本屋の棚を見たい、ということなのかもしれません。
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 突然ですが、こりおり舎が名前をいただいている、「コリオリの力」は内部にいると曲がって見えるなどの影響を受けますが、俯瞰で見ると何も起きていないという、「見かけの力」です。
 大きな視点で見れば何の影響もないような本や珈琲でも、小さな「人」レベルの視点で見れば生活が豊かになる、ときには人生が変わるほどの影響がある。そんな想いを託しています。
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 愛媛県でも蔓延防止措置がとられ、感染対策期が続いていますが、こりおり舎では感染対策をして営業を継続しています。こんな時でも、こんな時だからこそ、訪れられる場所の意味があると考えて。
 それと同時に、訪れられなくても、欲しい本をネットで注文するだけではない、本との出会いができるよう、ネット上にもこりおり舎をつくるような気持ちで、オンラインショップに本をあげています。
 こりおり舎で過ごす時間が、こりおり舎の本や珈琲が、すこしでも誰かの暮らしを豊かにすることを願って。

しまなみ大島の自家焙煎珈琲と本
 こりおり舎 


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