本屋の仕入れのことを書いてきたので、今回は…
本はどうやって並べているの??
ということについて書いていきます。
わたしは本の分類ルールについて、
①図書館のルール
②書店のルール
を勉強したことがあります。
①は大学で図書館支所資格を取得したとき(もうだいぶ忘れています…)
②は古巣(大型書店)の立ち上げに関わったとき
②に関しては、書店チェーンごとのルールがあると思うのですが、書店ルールの基本を学んだ感じです。
その上で、あまり基本ルールに乗っ取らない店作りをしたので、基本がちゃんとできているかは怪しいのですが…
基本ルールは、とっても簡単に言えば、
①ジャンルごとに分ける
②「総論→各論」で並べる
③「基本→応用」で並べる
ということ。
*キホンは左から右へ並べます。
①は、「文芸」「実用書」「児童書」といった括り。
さらに「実用書」→「料理」「スポーツ」のように細分化します。
そこからさらに、たとえば料理の本なら
②は、「家庭料理」→「卵料理」とか「フランス料理」、「お弁当」→「幼稚園の子どもの弁当」というふうに大きな枠のものから細かい枠のものへ並べます。
その中でもより細かく並べていくと、
③で「料理の基礎」→「専門的な料理」という風に左から右へ専門度を上げていきます。
*プロ向けの専門料理の本は別で分けているお店が多いです。
一つのジャンルの本が少ないと、そこまで細分化して並べられていないこともありますが、大型書店ではぜひ並べ方にも注目してみてくださいね。
たくさんの本の中から欲しい内容やレベルの本を探すときにも助けになりますよ。
で、ここまでが基本の話で、こりおり文庫ではどうしているのか、というと…
あまり基本は守っていません。。
理由は、3つ!
①一つ一つのジャンルの本が少ないから
②基本かっちりだとつまらないから
③本との出会いを生み出したいから
比較的ルールを守っている料理の棚(基本→細分化、専門の並びになっています)でも、食に関するエッセイや小説など、グルメ漫画、食器の本などを混ぜ込んでいます。
この辺りは、古巣でもやっていたことで、本の作り(単行本や文庫など)が違っても、内容(レシピとエッセイなど)が違っても、テーマとしていること(美味しいもの、など)が共通していると関心がある人は近しいよね、という考えによるものです。
①図書館のルール
②書店のルール
を勉強したことがあります。
①は大学で図書館支所資格を取得したとき(もうだいぶ忘れています…)
②は古巣(大型書店)の立ち上げに関わったとき
②に関しては、書店チェーンごとのルールがあると思うのですが、書店ルールの基本を学んだ感じです。
その上で、あまり基本ルールに乗っ取らない店作りをしたので、基本がちゃんとできているかは怪しいのですが…
基本ルールは、とっても簡単に言えば、
①ジャンルごとに分ける
②「総論→各論」で並べる
③「基本→応用」で並べる
ということ。
*キホンは左から右へ並べます。
①は、「文芸」「実用書」「児童書」といった括り。
さらに「実用書」→「料理」「スポーツ」のように細分化します。
そこからさらに、たとえば料理の本なら
②は、「家庭料理」→「卵料理」とか「フランス料理」、「お弁当」→「幼稚園の子どもの弁当」というふうに大きな枠のものから細かい枠のものへ並べます。
その中でもより細かく並べていくと、
③で「料理の基礎」→「専門的な料理」という風に左から右へ専門度を上げていきます。
*プロ向けの専門料理の本は別で分けているお店が多いです。
一つのジャンルの本が少ないと、そこまで細分化して並べられていないこともありますが、大型書店ではぜひ並べ方にも注目してみてくださいね。
たくさんの本の中から欲しい内容やレベルの本を探すときにも助けになりますよ。
で、ここまでが基本の話で、こりおり文庫ではどうしているのか、というと…
あまり基本は守っていません。。
理由は、3つ!
①一つ一つのジャンルの本が少ないから
②基本かっちりだとつまらないから
③本との出会いを生み出したいから
比較的ルールを守っている料理の棚(基本→細分化、専門の並びになっています)でも、食に関するエッセイや小説など、グルメ漫画、食器の本などを混ぜ込んでいます。
この辺りは、古巣でもやっていたことで、本の作り(単行本や文庫など)が違っても、内容(レシピとエッセイなど)が違っても、テーマとしていること(美味しいもの、など)が共通していると関心がある人は近しいよね、という考えによるものです。
ひとまとめにくらしの本、と言っても、こりおり文庫では「心地よく暮らす」というようなテーマのもと、家づくりの本も片付けの本も心や体のメンテナンスの本も季節の手仕事の本も一緒になっていたりします。
この本が欲しい!と思った人が訪れる本屋ではないからこそ、
「なんかいい本ないかなぁ」「もう少し心地よく暮らしたいなぁ」
と思ったときに、何かしらに巡り合える店でありたいなと思っています。
この本欲しい!と思ったらネットで注文すれば翌日には届く社会だからこそ、こりおり文庫では訪れたからこそ出会える本との出会いをお届けできたらと思っています。
そんなことを言いつつ、開店時の忙しさに追われ、著者別、というなんともありきたりなルールでスタートしたままになっている文芸書の棚。(単行本と文庫を一緒に並べているのがせめてもの抵抗…)
いよいよ、テコ入れをしようと思っています。
オープンまもなく1年となりますが、
日々進化していく
こりおり文庫、こりおり舎
をどうぞお楽しみに!
この本が欲しい!と思った人が訪れる本屋ではないからこそ、
「なんかいい本ないかなぁ」「もう少し心地よく暮らしたいなぁ」
と思ったときに、何かしらに巡り合える店でありたいなと思っています。
この本欲しい!と思ったらネットで注文すれば翌日には届く社会だからこそ、こりおり文庫では訪れたからこそ出会える本との出会いをお届けできたらと思っています。
そんなことを言いつつ、開店時の忙しさに追われ、著者別、というなんともありきたりなルールでスタートしたままになっている文芸書の棚。(単行本と文庫を一緒に並べているのがせめてもの抵抗…)
いよいよ、テコ入れをしようと思っています。
オープンまもなく1年となりますが、



をどうぞお楽しみに!
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