今年も残すところ、あと1日。
歳を重ねるごとに1年間が早く感じるようになりました。
特に大島に引っ越してきてからの約2年半は、本当にあっという間。
来年4月からは定住のために、新たな生活が始まります。
4月のグランドオープンに向け少しずつですが、お店作りも進んでいます。


ご期待の声を多くいただいている一方、
そのご期待を裏切ることも起こしてしまった1年でした。
年は変われど、そのことを忘れず胸に刻んで取り組んでいきます。
話は変わりますが、最近のニュースの話。
某コンビニチェーンのお店の時短営業の件について。
いろんなメディアが報道していますが、事実は当事者にしか分かりません。
その件自体にというよりは、その件から考えさせられたこと。
コンビニ、特に大手のお店は365日24時間の営業が当たり前。
むしろ、閉店時間がある方が珍しいくらい。
そんな風に、正直自分自身も思っている部分がありました。
自分がこうやってブログを書いている間も、どこかで誰かが働いていて、
それで世界、経済が回っている。
かつて、缶コーヒーのジョージアのCMで、
「世界は誰かの仕事でできている」というキャッチフレーズがあったのも記憶に新しいところです。
自分自身もコンビニチェーンではありませんが、以前に働いていた会社の店舗で、
24時間営業や365日営業(もちろん公休はありました)を経験したことがあります。
その時にはそこまで深く考えることもなく、
「そういうシステムの中で働いているのだからしょうがない」ぐらいの感覚で、
特に疑問も抱かず働いていました。
ある程度の役職であればお店に何かあれば、公休の日でも睡眠中でも連絡がきます。
場合によってはお店に駆けつけることも。
あの時に戻りたいとは決して思いませんが、
今回の件でニュースを見聞きした時、自分自身の今置いている立場を考えさせられました。
今、まだ実店舗はありませんが、キッチンカーで営業しています。
(現在は実店舗準備中のためお休みしていますが)
やろうと思えば極端な話、自分自身の裁量で365日24時間営業もできますし、
逆に週1日営業も、1ヶ月丸々休むこともできます。
ただし、それによる収入減や体調管理は自己責任。
働きすぎて体調を崩すリスク、休みすぎて収入を減らすリスク。
自営業なので当たり前です。
「会社員と自営業、どっちが良いの?」
みたいな議論は近年よく見かけるようになりましたが、
白か黒か、みたいな結論は出ません。
「どっちが良いの?」の意味も、「どっちが楽なの?」と捉えるか、「どっちが楽しいの?」と捉えるかで、
考えも解釈も人それぞれでしょう。
件のコンビニチェーンに関してはコンビニオーナーさんの多くは個人事業主であり、
その中で365日24時間営業というのが、おそらくチェーン本部との契約に含まれているのだと思います。
ですので、ちょっと特殊なパターンなのかなと。
話を自分自身に戻しますが、事業を長く続けるためには「健やかな体調とある程度の安定した収入」があることが望ましいです。
そのためには定休日がどれだけ必要か、逆に、
ある程度の収入を確保するために、そしてお客様にご迷惑をお掛けしないためには、どれだけの営業日や営業時間が必要なのか。
長くお店を続けるためにそのあたりのバランスをどうとっていくのか、
とても難しいなぁと考えているのですが、
そもそも、「健やかな体調とある程度の安定した収入」があることが望ましいのは、
会社員の方もきっと同じなんですよね。
そう考えるとこれからの働き方というのは、
白黒みたいな区別が無くて、境界も曖昧のようなものになっていくのかもしれません。
少なくとも、私たちにとっては「珈琲と本」という存在があるように、
好きなこと、自分たちの人生に欠かせないもの、みたいなモノやコトが生きていく動機になることが増えてくるのかもしれませんね。
お金を稼ぐことが目的ではなく、手段になるような働き方。
もちろんここは一人一人考えも異なるところだと思いますが、
少なくとも私たちはそのような働き方で、この島で暮らして行ければと考えています。

歳を重ねるごとに1年間が早く感じるようになりました。
特に大島に引っ越してきてからの約2年半は、本当にあっという間。
来年4月からは定住のために、新たな生活が始まります。
4月のグランドオープンに向け少しずつですが、お店作りも進んでいます。


ご期待の声を多くいただいている一方、
そのご期待を裏切ることも起こしてしまった1年でした。
年は変われど、そのことを忘れず胸に刻んで取り組んでいきます。
話は変わりますが、最近のニュースの話。
某コンビニチェーンのお店の時短営業の件について。
いろんなメディアが報道していますが、事実は当事者にしか分かりません。
その件自体にというよりは、その件から考えさせられたこと。
コンビニ、特に大手のお店は365日24時間の営業が当たり前。
むしろ、閉店時間がある方が珍しいくらい。
そんな風に、正直自分自身も思っている部分がありました。
自分がこうやってブログを書いている間も、どこかで誰かが働いていて、
それで世界、経済が回っている。
かつて、缶コーヒーのジョージアのCMで、
「世界は誰かの仕事でできている」というキャッチフレーズがあったのも記憶に新しいところです。
自分自身もコンビニチェーンではありませんが、以前に働いていた会社の店舗で、
24時間営業や365日営業(もちろん公休はありました)を経験したことがあります。
その時にはそこまで深く考えることもなく、
「そういうシステムの中で働いているのだからしょうがない」ぐらいの感覚で、
特に疑問も抱かず働いていました。
ある程度の役職であればお店に何かあれば、公休の日でも睡眠中でも連絡がきます。
場合によってはお店に駆けつけることも。
あの時に戻りたいとは決して思いませんが、
今回の件でニュースを見聞きした時、自分自身の今置いている立場を考えさせられました。
今、まだ実店舗はありませんが、キッチンカーで営業しています。
(現在は実店舗準備中のためお休みしていますが)
やろうと思えば極端な話、自分自身の裁量で365日24時間営業もできますし、
逆に週1日営業も、1ヶ月丸々休むこともできます。
ただし、それによる収入減や体調管理は自己責任。
働きすぎて体調を崩すリスク、休みすぎて収入を減らすリスク。
自営業なので当たり前です。
「会社員と自営業、どっちが良いの?」
みたいな議論は近年よく見かけるようになりましたが、
白か黒か、みたいな結論は出ません。
「どっちが良いの?」の意味も、「どっちが楽なの?」と捉えるか、「どっちが楽しいの?」と捉えるかで、
考えも解釈も人それぞれでしょう。
件のコンビニチェーンに関してはコンビニオーナーさんの多くは個人事業主であり、
その中で365日24時間営業というのが、おそらくチェーン本部との契約に含まれているのだと思います。
ですので、ちょっと特殊なパターンなのかなと。
話を自分自身に戻しますが、事業を長く続けるためには「健やかな体調とある程度の安定した収入」があることが望ましいです。
そのためには定休日がどれだけ必要か、逆に、
ある程度の収入を確保するために、そしてお客様にご迷惑をお掛けしないためには、どれだけの営業日や営業時間が必要なのか。
長くお店を続けるためにそのあたりのバランスをどうとっていくのか、
とても難しいなぁと考えているのですが、
そもそも、「健やかな体調とある程度の安定した収入」があることが望ましいのは、
会社員の方もきっと同じなんですよね。
そう考えるとこれからの働き方というのは、
白黒みたいな区別が無くて、境界も曖昧のようなものになっていくのかもしれません。
少なくとも、私たちにとっては「珈琲と本」という存在があるように、
好きなこと、自分たちの人生に欠かせないもの、みたいなモノやコトが生きていく動機になることが増えてくるのかもしれませんね。
お金を稼ぐことが目的ではなく、手段になるような働き方。
もちろんここは一人一人考えも異なるところだと思いますが、
少なくとも私たちはそのような働き方で、この島で暮らして行ければと考えています。

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